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虫歯や歯周病は放っておくと危険! ■虫歯の治療は全ての基本
■歯の構造(歯周組織)
■虫歯の進行
■歯周病の進行
■虫歯の治療は全ての基本
歯並びの改善などを考える時も、基本は歯が健康であること。虫歯があれば、まずその治療が優先されます。虫歯は一度できると、自然治癒ということはありません。

できるだけ早い時期に治療を行うことがベストですが、進行した虫歯でも可能な限り抜かずに、歯を治す治療を行います。歯を大切にする事によって、口腔内の良い環境が保たれ、歯並びの治療もスムーズになります。

■歯の構造(歯周組織)
私達の歯は、エナメル質・象牙質・セメント質と言われる3つの固い組織からできていて、これを歯の3大組織と呼んでいます。これら3つの固い組織で守られた中心の洞窟のような部屋の中に、神経と呼ばれる歯髄があります。

虫歯の痛みは、この歯髄がエナメル質や象牙質を破壊しながら侵入してきた細菌の攻撃を受けて生じるものです。

歯肉 歯槽骨を被っている柔らかい組織で、一般に歯グキと呼んでいる部分です。
歯槽骨 歯根部のまわりを被って歯を支えている骨で、歯槽膿漏(歯周病)などにより破壊されると、歯がぐらぐらになったり、抜け落ちたりします。
エナメル質 歯の部分のうち、歯肉の上に生え出ている歯冠部の表面を被っている、人間の体の中で1番固い組織です。
象牙質 歯冠部と歯根部に渡り、歯の大部分を占める、エナメル質よりもやや柔らかい組織です。虫歯になったり削ったりすると痛みを感じます。
歯髄 歯の神経と呼ばれる赤くて細い糸のようなもので、神経のほかに血管やリンパ管などが通っています。
セメント質 歯の部分のうち、歯肉の下にうまっている歯根部の表面を被っている、骨と同じくらいの固さの組織です。
根管 歯髄が入っている歯の内部の空洞です。
歯根膜 歯根とあごの骨の間にあり、両者を結びつけるための繊維を主としてできており、歯に加わる力を和らげる働きをしています。
根尖孔 歯の根の先にある小さい穴で、歯髄はこの穴を通ってあごの骨の神経や血管とつながっています。

■虫歯の進行
虫歯(カリエス)は、口の中の細菌が食べ物の糖分や炭水化物を発酵させて乳酸を作り、歯のエナメル質や象牙質などを溶かしてしまう病気です。
虫歯は、その進行の度合いを1度(C1:Cはカリエスの頭文字)〜4度(C4)で分類します。
▲ C1 ▼ ▲ C2 ▼ ▲ C3 ▼ ▲ C4 ▼
C1 表面のエナメル質だけが溶け始めた段階。痛みなどの自覚症状はありません。
治療法:虫歯に侵された部分を削り、つめものをします。
C2 エナメル質を突き破り、象牙質も溶け始めた段階。
冷たい水が歯にしみるなどの症状が出てきます。
治療法:虫歯に侵された部分を削り、つめものをします。
C3 虫歯が歯髄まで達し、歯髄に炎症を起こした状態。激しい痛みもあります。
治療法:神経を抜き、詰め物やかぶせものをします。
C4 歯の上部(歯冠部)が溶けてなくなり、歯の根だけが残った状態です。
治療法:3とほぼ同じですが、歯を抜かなければならない場合もあります。

■歯周病の進行
歯周病は、歯肉と歯の隙間にたまったプラーク(歯垢)が原因で炎症を起こし、歯肉を破壊してしまう病気で、以前は歯槽膿漏と呼ばれていました。歯周病には、歯肉に炎症が起こる歯肉炎と、炎症が歯根膜や歯槽骨まで及ぶ歯周炎があります。
症状は、歯肉が腫れて出血したり、膿が出て臭いがしたり、歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)が広がってきます。ひどくなると、歯を支えている歯槽骨が溶けて歯がグラグラになり、最後は抜け落ちてしまいます。
歯周病は、その進行の度合いで1度(P1:Pはぺリオの頭文字)〜4度(P4)までの4段階で分類します。
▲ P1 ▼ ▲ P2 ▼ ▲ P3 ▼ ▲ P4 ▼
P1(軽度) プラークや歯石がたまり、歯肉が赤く腫れます。
歯肉から出血することもあります。
P2(中等度) 歯周ポケットが深くなり、歯肉縁下に歯石がたまります。
歯槽骨の溶解が始まり、歯肉から膿や血が出ます。
P3(重度) 歯周ポケットがさらに深くなり、歯槽骨の溶解も進むため
歯がぐらつき始め、噛み合わせると痛みます。
P4(末期) 歯根が完全に露出してしまい、歯のぐらつきが増します。
歯が自然に抜け落ちてしまう場合もあります。

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